ガラス修理のタブー

ガラス修理交換

ガラス修理のタブー

ガラス修理には本来専門的な知識と技術、工具が必要になってきますが、最近だとホームセンターなどに売っている材料を使って修理をするというような人も増えてきました。
しかしガラスを本当に綺麗に修理したいというのであれば、最初からプロの修理屋であるガラス屋に任せた方が良いというのは言うまでもありません。
そしてこうした場合に注意をしておかなければいけない事が、ガラス屋がガラス修理をする前の対応です。

では、何に注意をしなくてはならないのかというと、それが「自分で修理をすること」なのです。
例えば、特に多いのが車のフロントガラスにヒビが入ってしまったため、応急処置として接着剤を流すというようなことです。

たしかに接着剤を使えばヒビはそれ以上広がらないようにも見えますし、ガラス屋が作業をするまで状況を保存できるようにもみえるかもしれません。しかしそれは大きな勘違いです。
ガラスに傷が出来た場合の鉄則は「保護をする」ということです。これは接着剤ではなく、ビニールテープを張ってゴミが入らないようにするのが最善手です。もしそこで接着剤や市販の修理キットを使うと、ガラス屋が作業をするという場合でもガラスの奥深くに接着剤や修復剤が流れ込んでしまい、除去することができなくなります。そうなるとどのような「職人」であっても傷跡を完全に消すのはほぼ不可能です。

ガラスにヒビ割れが出来た場合には、あまり手を加えず、ビニールテープを張った状態で修理業者に依頼をしてください。